理化学研究所（五神 真 理事長）は、研究所の運営及び研究活動に関して、国内外の外部有識者がレビューを行い、理事長へ提言を行う「理化学研究所アドバイザリー・カウンシル（RAC）」を定期的に実施しています。

このたび、第12回RACを開催しましたのでご報告します。

第12回RAC

理研の第4期中長期計画期間（2018-2024年度）が終了を迎える当たり、当期の運営及び取り組み、とりわけ、2022年度以降、第5期中長期計画（2025-2031年度）に向けて新たに実施・推進した取り組みを評価いただくとともに、第5期の方針案について国際的な観点から評価・提言をいただくため、2023年12月13～16日に第12回RACを開催しました。タン・チョー・チュアン議長を始め、国内外の世界的に著名な科学者に委員として出席いただきました（RAC委員名簿（英語））。

諮問事項

第12回RACにおける理事長からの諮問事項は以下のとおりです。

• 1.2019年第11回RAC提言及び2021年中間RAC主な意見への対応を評価する。
• 2.第4期中長期計画期間（FY2018-2024）における運営及び取組、特に、2022 年度以降、第5期中長期計画（FY2025-2031）に向けて新たに実施・推進した取組を評価する。
• 3.第5期中長期計画の方針を評価するとともに、新たに実施・推進すべき運営・取組及び研究開発の方向性について提言する。

報告書

諮問事項に関する理研側の発表とその後の議論・意見交換を踏まえて、RAC議長より、提言をまとめた報告書が提出されました。
第12回RAC報告書（英文）/ 第12回RAC報告書（和文仮訳）

• ※日本語訳は理研が独自に翻訳したものです。

今後の対応

理研は、今回報告された提言を真摯に受け止め、迅速に対応策を検討し、運営や研究活動、第5期の方針に適切に反映していきます。

問い合わせ先

国立研究開発法人理化学研究所 経営企画部 企画課（RAC事務局）
Email: riken-rac [at] ml.riken.jp ※[at]は@に置き換えてください。