脳科学総合研究センター
理研BSI-タケダ連携センター
連携センター長 津本 忠治 (M.D., Ph.D.)
統合失調症、筋委縮性軸索硬化症(ALS)、双極性障害などの中枢神経疾患はいまだに有効な治療法がなく、早急に取り組むべき課題となっています。これらの疾患の治療法を確立するには、従来の手法に基づいた新薬開発に加えて、脳内の部位特異的な遺伝子発現の解析、バイオイメージング、電気生理学、オプトジェネティクスといった多様な要素技術の活用によるブレイクスルーが必要となります。
1997年の設立以来、理研BSIは脳科学における要素技術の開発と、神経回路を中心とする脳機能の解明に向けた基礎研究を行ってきました。一方、タケダは創薬データベースの蓄積に加え、代謝性疾患や中枢神経疾患などに関する高い研究開発力と世界有数の創薬技術を有する医薬品の総合メーカーです。今回、産業界との連携センター制度に基づく理研BSI-タケダ連携センターの開設により、中枢神経疾患の解明から新規創薬標的の探索、さらには新薬の創製までのプロセスを一貫して行える研究の場を構築しました。本連携センターの目標に向けて、双方の活発な人材交流を促進させ、共同で取り組む研究の方向性を検討しながら、未来を見据えた知識・情報・技術の融合を目指します。
研究分野
生物学 & 生化学 / 分子生物 & 遺伝学 / 薬学 & 毒物学 / 臨床医学 / 神経科学 & 行動科学 / 心理学 & 精神医学
研究テーマ
- 新規創薬プラットフォームの構築
- 新規創薬ターゲットの探索及び機能解析