研究紹介

計算科学研究機構

離散事象シミュレーション研究チーム

チームリーダー 伊藤 伸泰 (D.Sci.)
伊藤 伸泰 (D.Sci.)

現代は高度科学技術情報社会といわれますが、平和・天災・貧困など根源的な課題が多く残っています。これは社会問題解決のための研究が脆弱なためと考えられます。これらに対しエクサさらにゼタスケール計算機は強力な手段となると期待されています。科学技術上の問題解決道具から社会課題への知恵を生み出すものへの進化、これが京の10ペタにより垣間見えた未来です。この進化の実現を目指して、構成要素に基づいた社会現象のシミュレーション技術を研究することが本チームの目的です。社会の構成要素は離散的な数理模型により表現され、また社会現象自体も決して滑らかには変化せず離散的な事象なため、この問題は一般に「離散事象シミュレーション」と称せられます。具体的には交通・疫病・経済取引・電力網を念頭に、京用のソフトウエアを目指します。