グリーン未来物質創成研究領域

領域長
玉尾 皓平 (D.Eng.)
環境・エネルギー・元素資源問題といった喫緊の問題の解決のため、自動車・工場等からの廃熱の回収利用、エネルギーロスの少ない超伝導直流送電、有機・高分子材料の超高効率合成法の確立等が社会から求められています。その実現のためには、既存の技術の改良・高度化と並行して、知見が乏しい物理現象の解明や革新的技術を実現する新原理の発見や新物質の創成が不可欠です。
このような背景を踏まえて、当領域では、これまで基幹研究所で研究されてきた物質基礎研究の成果を活かし、物性物理、高分子科学、有機合成化学、元素科学の融合研究を平成22年度から開始しました。
具体的には、物質中における電子の状態変化を利用した高効率熱電変換材料や高温超電導体、99%以上水でできた環境負荷の小さいソフトマテリアル等の「革新的機能材料」と元素資源戦略に基づいた原子効率100%物質変換プロセスを実現する「高効率触媒反応系」を創出し、新たな学理基盤を構築することによって、地球規模の問題の克服に貢献することを目指します。
主宰者
- 玉尾 皓平
- 領域長