| ※1 |
顕微授精 |
| 顕微鏡下で顕微操作により受精させる技術。通常は成熟精子を卵子へ注入することにより受精させる。成熟前の精子や精子細胞も顕微授精に用いることができる。
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| ※2 |
均一化(コンジェニック化)、標準化 |
均一化(コンジェニック化)とは、マウスの遺伝的系統作出法の一つ。既存の近交系(※6参照)に繰り返して交配することによって、目的とする遺伝子以外のほとんどの遺伝子組成を近交系の系統に置換した系統。通常は毎世代、戻し交配(※7参照)を行う。最低10〜12回の戻し交配が必要といわれている。
標準化とは、ここでは標準的な近交系マウスの遺伝的背景にすることを指す。 |
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| ※3 |
性成熟 |
| 通常、自然交配して産子が生まれる時期を性成熟と呼ぶ。マウスでは2〜3カ月程度。 |
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| ※4 |
円形精子細胞 |
| 雄性生殖細胞は減数分裂後、半数体(※5参照)の円形精子細胞→伸張精子細胞→精子の順番で発生する。円形精子細胞はもっとも未熟な半数体雄性生殖細胞。 |
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| ※5 |
半数体 |
| 染色体セット(倍数性)の一つ。哺乳類を含む有性生殖を行う二倍体(2n)生物において、受精(接合)する前の配偶子は通常半数体(n)の染色体を有する。哺乳類においては、減数分裂後に出現する。 |
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| ※6 |
近交系 |
| マウスの遺伝的系統分類の一つ。兄妹交配を20世代以上繰り返して作出される。同じ近交系内の個体はすべて遺伝的に同等になる。このため、実験の再現性が、時間と場所を問わずに極めて高くなる。 |
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| ※7 |
戻し交配 |
| 交配で得られた子を両親のどちらかと再び交配をして子を得ること。マウスの場合は、親が近交系であれば、実際の親でなくても親と同じ系統と交配をすることで戻し交配となる。 |
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| ※8 |
多型マーカー |
| DNAの多型に依存したマーカー。一塩基多型(SNP)や制限断片長多型(RFLP)から、長いものではマイクロサテライトまで、さまざまな種類がある。マウスでは近交系間の多型マーカー情報がよく整備されている。 |
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| ※9 |
トランスジェニックマウス |
| 代表的な遺伝子改変マウスの種類の一つ。通常は、受精卵の核へ目的とする遺伝子 DNA を導入し、その遺伝子を(過剰)発現する系統として確立する。2008年ノーベル化学賞受賞者の下村脩博士が発見したクラゲの緑色蛍光タンパク質を組み込んだ緑色マウス「green mouse」は、代表的なトランスジェニックマウス。本研究では、生殖細胞に特異的に発現する改良型蛍光タンパク質を組み込んだマウス(動物変異動態解析技術開発チームの阿部訓也チームリーダーらが作出した)を用いた。 |
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| ※10 |
ノックインマウス |
| 代表的な遺伝子改変マウスの種類の一つ。「ノックイン」は、ジーンターゲッティングと呼ばれ、特定の遺伝子領域を外来遺伝子で組み換えを行う際に、本来の遺伝子の代わりに別の機能性遺伝子を導入する技術。導入する遺伝子はマーカー遺伝子の場合が多い。この方法により作出したノックインマウスは、本来の遺伝子が発現する部位が同定されると同時に、本来の遺伝子が削除されたことによる表現型を認識できる。本研究では、エンドセリンレセプター遺伝子の一つを緑色蛍光タンパク質遺伝子に置き換えたノックインマウス(共同研究者である東京大学医学系研究科 栗原裕基教授による開発)を用いた。 |
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| ※11 |
ENU誘発突然変異マウス |
| 化学的変異原であるENU(N-aethyl N-nitrosourea)の投与により、人為的にDNA突然変異を誘発したマウス。本研究では、Gdf5という変形性関節症の原因遺伝子に点突然変異が入った変異マウス(マウス表現型解析開発チームの若菜茂晴チームリーダーらが作出した)を用いた。 |