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独立行政法人 理化学研究所 シンガポール国立大学 シンガポール国立大学病院 株式会社ダナフォーム |
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SMAP法の臨床応用に向けて シンガポール国立大学病院と共同研究が始動 - 手術中に抗がん剤の効果を診断、的確な医療の実現目指す - |
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| 平成19年5月28日 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◇ポイント◇
研究グループは、横浜市立大学医学部などと肺がんに用いられる抗がん剤ゲフィチニブ(商品名:イレッサまたはタルセバ)の感受性をSMAP法により迅速に調べる臨床研究を行っていますが、日本国外のパートナーとしてはシンガポール国立大学および大学病院が初の共同研究となります。 肺がんは、シンガポールでは男性の死因の第1位となっており、女性でも第3位を占めています。これまでの世界各国の研究で、上皮性増殖因子受容体(EGFR)遺伝子に変異のある肺がん患者では、EGFRをブロックするゲフィチニブが顕著に効果を示し、末期がん患者においても生存率が上がることがわかっています※4。しかし一方では、ゲフィチニブには「間質性肺炎」という極めて重篤な副作用があります。そこで、EGFR遺伝子の変異の有無を調べて、患者にゲフィチニブが有効かどうかを事前に調べることにより、より良い治療ができるものと考えられています。 従来は、病巣の腫瘍を外科的に切除した後で、細胞採取して検査し、ゲフィチニブが有効かどうかを調べていますが、この検査プロセスにはおよそ3週間も要します。共同研究チームでは、手術中に取り出したごく少量の組織片にSMAP法を適用することにより、診断に要する時間を1時間以下に大幅短縮できると考えています。 シンガポール国立大学病院では、まずは、40名の肺がん患者の組織を用いた試験を行い、この中で、SMAP法と既存のPCR法※5による診断の正確さと効率性を比較し、SMAP法の有効性を確認していくことにしています。この研究は、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)のサポートを受けており、1年間で約100名の患者に適用するほか、将来的には、他の疾患においてもSMAPキットの試験を行なう計画です。
<補足説明>
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