自然免疫と獲得免疫に共通の活性化分子を発見
- 自然免疫分子が獲得免疫の主役「T細胞」機能を制御 -
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自然免疫系及び獲得免疫系でのIRAK-4の役割  免疫機能のおかげで、有害な細菌やウイルスなどの外敵から、生体は守られています。この免疫に、自然免疫と獲得免疫という異なる機構が働いているのをご存知でしょうか?自然免疫は外から入ってくる病原体などの分子構造を直接認識して働く生体防御機構です。他方、獲得免疫は免疫細胞の一つ「T細胞」が、病原菌を「敵」と認識して機能します。
 免疫・アレルギー科学総合研究センターの免疫シグナル研究グループは、この二つの異なる機構に共通に働く活性分子「IRAK-4」があることを発見しました。進化の過程で、獲得免疫が自然免疫の有用分子を利用していることを示唆するものです。
 自然免疫と獲得免疫の両方を制御している分子はほかにもあるとみられ、がんや感染症の新たな免疫治療薬の開発、さらには、両方の制御を阻害させることで、これまで無かった獲得免疫の抑制剤の開発につながり、アレルギー疾患や移植医療に役立つと期待されます。
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