気は優しくて、力持ち−そんな頼もしいロボット「リー・マン」を、バイオ・ミメティックコントロール研究センターが開発しました。リー・マンは、人間と同じくらいの背格好ながら、12キログラムの重さの人形を、しっかりと、しかもそっと抱き上げることができます。
リー・マンの優しさの秘密は、その腕に埋め込まれている“触覚センサー”にあります。重さが腕にどうかかっているか、センサーで感じつつ力をコントロールできるので、人を抱き上げる場合でも怪我をさせるような心配がありません。
リー・マンの力強さの秘密は、人間が全身の筋肉を使って物を持ち上げるように、腕に埋め込まれたモータの出力を足し合わせて利用する「干渉駆動」と「全身マニピュレーション方式」を採用したことにあり、最終的に、リー・マンが持ち上げられる重量は35キログラムに達します。
そのほかにも、リー・マンは視覚・聴覚・嗅覚といったセンサーを持ちます。そして、そうしたセンサーとモータの働きを、生物の脳を真似た「階層型分散処理システム」で統合しています。人間により近いロボットとして、介護や福祉の現場での活躍が期待できます。
| RI-MANは、人と触れ合いながら柔軟に力仕事を行うロボットを表すRobot Interacting with Human を由来に名付けられました。
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