| 「DNA」、「タンパク質」 |
| DNAはアデニン (A)、グアニン (G)、シトシン (C)、チミン (T)の四種類の塩基の並び方により遺伝情報として「生命の設計図」を記述する。つまり、その塩基の並び方にもとづいて特定のアミノ酸配列をもったタンパク質が作り出される。タンパク質は生体機能を実際に制御したり、生体をかたち作ったりする主要な高分子。基本材料は20種類のアミノ酸であり、それらがDNAの持つ情報に基づいて、規則正しく鎖状につながり、折り畳まってできる。 |
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| 「翻訳」、「転移RNA(tRNA)」 |
| 翻訳とはDNAの塩基配列情報をアミノ酸配列にし、タンパク質を合成すること。DNA上の塩基配列は、暗号のようなもので、3塩基ごとに区切ることができる。三つ組塩基の配列がひとつのアミノ酸を規定しているが、その対応関係を与えるアダプターが転移RNA(tRNA)。ひとつのtRNAはひとつの特定のアミノ酸を結合でき、特定の三つ組塩基にのみ結合する。 |
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| 「遺伝暗号表」、「アミノアシルtRNA合成酵素」 |
| 遺伝暗号表とは、タンパク質を合成するさいに、DNA中の三つ組塩基がどのアミノ酸に翻訳されるかを記した表。遺伝暗号表は転移RNAにどのアミノ酸が結合されるかで構築される。アミノアシルtRNA合成酵素は20種類のアミノ酸それぞれに対応して20種類存在し、特定のアミノ酸を対応する転移tRNAに結びつける。ロイシルtRNA合成酵素(LeuRS)は、アミノ酸のひとつであるロイシンを認識して、ロイシン用tRNAに結合させる。 |
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| 「SPring-8」 |
| 西播磨にある世界最高水準の大型放射光実験施設。光速近くに加速された電子から作られる強力なX線をタンパク質の結晶に当て、そのタンパク質のかたちを原子レベルで解析できる。 |