プレスリリース 独立行政法人 理化学研究所
特許情報のデータベース・検索システムを外部公開
平成17年6月10日
 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)知的財産戦略センターは、産業界に向けて、理研の保有する知的財産情報を知り、新事業の種として活用することができる ‘理研特許情報データベース・検索システム(R-BIGIN)’を整備し、公開します。R-BIGINの特徴は、理研の保有する約1000件の特許(特許権及び出願公開後の発明)について、従来から検索利用されているIPCやキーワード検索に加えて、産業分野別や研究領域別に体系的な分類を行い、関心のある特許情報に容易にアクセスすることができることが特徴です。また、特許情報の検索は、知財センターの新たなHPでいつでも行うことができ、特許情報は、PDF形式により特許明細書の全文を入手することができます。
 今回、新たに整備した同システムは、ホームページ(http://r-bigin.riken.jp 知的財産戦略センター(産学連携ポータルサイト)ナレッジ・ショウウィンドウ参照)で、6月13日から公開します。


【R-BIGINの概要】
R-BIGINの特徴は、理研の保有する全特許について、いつでも理研外部から検索でき、無償で特許情報を入手できることです。対象とする特許情報は、有効に存続している特許権、出願公開した発明(特許登録された場合には特許権情報に移行します)の2種類が対象となります。また、検索方法は、従来利用されているIPC(International Patent Classification;国際特許分類)、発明者、全文キーワード検索に加えて、関心のある特許情報に容易にアクセスすることを可能としたテクノマップ検索(別添)を搭載しました。テクノマップ検索※1では、理研の保有する特許等(現在のところ約1000件を13日から公開し、順次追加していく予定)について、それぞれ産業分類と研究分類に分け、産業分類では、「マテリアル・化学」「ライフサイエンス」「研究基盤」「光技術・電子部品」「情報通信」「製造技術」の6分野に分け、また研究分野では、「物理」「化学」「工学」「医科学」「生物」の5分野に分けて、技術内容に応じてより詳細な分類分けをしています。このテクノマップ検索により、関心のある領域の特許情報を簡単に網羅的に把握することができます。さらに、特許情報の入手については、出力後に読みやすいPDF形式でダウンロードすることができ、簡単に詳細な技術についてご覧いただけるようにしています。


【期待される効果】
これまで、理化学研究所において、保有する特許情報について迅速に検索して全特許明細書を入手するシステムがなかったので、外部からいかなる特許を有しているのか明確でありませんでした。また、技術分野に応じた特許群(特許ポートフォリオ)に関するテクノマップがなく、関連する特許群の流通が容易でない点がありました。今回のR-BIGINシステムの構築により、産業界の方々から容易に理研の特許情報に対するアクセスを可能として、またテクノマップ検索により、特許ポートフォリオの検索をも可能としました。これらのシステムにより、理研の特許情報を活用した実用化が促進され、また技術文献としての情報流通も十分に果たすことができます。また、テクノマップの作成により、知的財産戦略センターにおいても、戦略的な特許ポートフォリオを構築することでき、より有効な特許の保護や活用が図ることが期待できます。


(問い合わせ先)

独立行政法人理化学研究所
 知的財産戦略センター 企画戦略チーム
  鈴木 一郎

Tel: 048-462-5475 / Fax: 048-462-4718

(報道担当)

独立行政法人理化学研究所 広報室

Tel: 048-467-9272 / Fax: 048-462-4715
Mail: koho@riken.jp


<別添>


理化学研究所知的財産戦略センターホームページ

以下のナレッジ・ショウウィンドウのテクノマップ検索、パテントキーワード・IPC検索を参照。

テクノマップ検索では、理研の保有する特許権等を産業分類と研究分類に分けます。産業分類では、「マテリアル・化学」「ライフサイエンス」「研究基盤」「光技術・電子部品」「情報通信」「製造技術」の6分野に分類。研究分野では、「物理」「化学」「工学」「生物」「医科学」の5分野に分類。
テクノマップ検索の研究分野の「生物」のページ。
さらに細分化された項目で特許情報を参照できます。

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