プレスリリース 財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)
独立行政法人 理化学研究所
日本原子力研究所
台風18号に伴う大型放射光施設(SPring-8)における台風被害の発生について
平成16年9月8日
1. 台風被害の概要
 平成16年9月7日14時頃、台風18号の強風による影響を受けて、SPring-8の蓄積リング棟東側の屋根の一部が破損し、雨水が浸入。


2. 被害の状況
蓄積リング棟東側の屋根一部(約10メートル×約120メートル)が剥離、棟内への浸水(床上1〜2cm以下)を確認
運転停止期間中につき、利用者への影響はなかった。
なお、台風16号の被害箇所については、仮復旧工事を施した結果、軽微な漏水にとどまった。


3. 調査・措置
7日においては、夜半まで暴風雨圏内にあったことから、安全確保のため実験ホールビームライン及び当該箇所の電源を全て切るとともに、ホール内への立ち入りを禁止。確認作業は8日朝において実施
今後、剥離した屋根部分の応急対応をするとともに、屋根部分全域を対象とした点検作業の実施及び原因の究明等を行い、それらの結果を踏まえたうえで、本格的復旧工事について検討を行う。
9月23日から予定しているビームラインのユーザータイム利用については、屋根部分の応急対応の状況を踏まえ、改めて検討を行う。

SPring-8蓄積リング棟平面図:別添のとおり


(本件連絡先)

財団法人 高輝度光科学研究センター(JASRI)
 広報室長 原 雅弘 (電話:0791-58-2785)

独立行政法人 理化学研究所 播磨研究所 研究推進部企画課
 課長代理 佐藤 太一 (電話:0791-58-0900)

日本原子力研究所 関西研究所 放射光科学研究センター 放射光業務課
 課長代理 杉山 裕之 (電話:0791-58-0386)


<参考> 台風16号の被害及び仮復旧状況
※1 蓄積リング棟天井剥離部分
仮復旧面積 約7,000m2
下板に異常がなかったことから、これを当面の屋根部とすることとし、 上板(ガルバニウム鋼板)、露出した断熱材(グラスウール)及び外弧部分水切板を撤去し、ビス穴等にシーリング。6日に応急処置完了。
※2 浸水状況
実験ホール(Cゾーン)、居室(測定準備室、試料準備室等)、電気室・空調室、廊下等
浸水総面積 約8,400m2。31日に排水作業完了。
※3 ビームライン
利用実験用ビームラインにおいては、実験ハッチ部、実験準備室等に浸水。
測定装置等の被害状況については現在確認中。



[Go top]