|
※1
|
国内6機関
|
|
|
北海道大学、長崎大学、三重大学、帝京大学、国立精神神経センター、東京大学
|
|
|
|
|
※2
|
躁うつ病(双極性障害)
|
|
|
躁うつ病(双極性障害)は、躁状態とうつ状態という、二つの精神状態(病相と呼びます)を特徴とする病気で、頻度は100人に1人程度ですが、長期の治療を必要とする病気です。一方、「うつ病」は、うつ状態のみを特徴とする病気で、これは10〜20%の人が一生に一度はかかるもっと身近なものです。2つの病気のうつ状態の症状には大きな違いはありませんが、異なる疾患単位と考えられています。なお、2つを合わせて「気分障害」と呼びます。
|
|
|
|
|
|
※3
|
気分安定薬
|
|
|
躁うつ病(双極性障害)の治療薬で、躁状態、うつ状態を予防するとともに、躁状態、うつ状態を改善させる作用があります。リチウム、バルプロ酸、カルバマゼピンの3種類が知られています。人によってどの薬が効くかには個人差がありますが、どの薬が効くかを判断する検査はなく、これまでは医師の経験に基づいて処方されてきました。
|
|
|
|
|
|
※4
|
DNAマイクロアレイ
|
|
|
小さなガラス板状に、人工的に合成した多数のDNA断片を貼り付けたものです。細胞から複雑な処理を経て調製し、蛍光色素をつけたRNA(リボ核酸:DNAから転写されて、蛋白質を作る元になるもの)をこのガラス板上に加え、結合したRNAの蛍光を測ることで、一度に多数の遺伝子の発現量を調べることができます。
|
|
|
|
|
|
※5
|
双生児間の遺伝子の違い
|
|
|
DNAマイクロアレイで見出されたのは、遺伝子の発現量の違いであり、DNAの塩基配列の違いではありません。遺伝子の発現とは、DNAが、蛋白質を作るためにRNAに転写されることを言います。今回調べた双生児の方々の間で、なぜ遺伝子の発現量に違いがあるのかは不明ですが、一卵性双生児でも、DNAの塩基配列に違いがある場合や、染色体に違いがある場合が知られています。
|
|
|
|
|
※6
|
ERシャペロン
|
|
|
ERは、細胞内小器官である、小胞体(endoplasmic
reticulum)を示します。シャペロンは「介添役」を示す言葉が語源で、傷ついて立体構造がおかしくなった蛋白質に寄り添って、その立体構造を回復させる働きがあります。傷ついた蛋白質が多量に蓄積すると、ATF6、IRE1という2つのセンサー分子およびXBP1を介してERシャペロンが増え、これらの蛋白質を補修します。
|
|