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ペプチジルアルギニン・デイミナーゼ(PADI) |
| タンパク質中にあるアミノ酸の1つであるアルギニンをシトルリンに換える酵素。ヒトでは4タイプが知られ、それらの遺伝子のすべてが、1番染色体の1p36という領域にならんで存在している。 |
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| ※2 |
アルギニンとシトルリン |
いずれもアミノ酸。
アルギニンは塩基性アミノ酸と呼ばれ、タンパク質の立体構造を決めるのに重要な役割を果たしたり、酵素タンパクの活性を左右することの多いアミノ酸。
シトルリンは、アルギニンの側鎖の一部が変化した、アミノ酸。タンパク質中のアルギニンはPADI酵素によって、シトルリンに変換される。 |
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| ※3 |
PADI4遺伝子とシトルリン化、自己免疫反応、関節リウマチの関係を説明する仮説 |
PADI4遺伝子からPADI4mRNAが転写され、PADI4酵素に翻訳される。RAにかかりやすいPADI4遺伝子からは、壊れにくいPADI4mRNAが作られるために、PADI4酵素がより多くできる。その結果、自分の中の成分であるがよりシトルリン化され、それに対する自己免疫応答おきやすい。その結果、関節で炎症が持続する。
RAにかかりにくいPADI4遺伝子の場合も、PADI4遺伝子による酵素は作られて、シトルリン化もおきるが、その程度が比較的弱いために自己免疫応答までは至りにくい。 |