| ※1 |
スロープ効率 |
| 励起光の入力を上げていった場合に、得られるレーザー光の出力がどのくらいの割合で増加していくかを表す(横軸に入力、縦軸に出力を取った場合のグラフの傾きで表せる)。レーザー性能を表す目安のひとつ。この値が大きいほど小さな入力で高出力なレーザー光を得ることができる(=高効率)。 |
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| ※2 |
半導体レーザー(LD:レーザーダイオード)励起 |
| 半導体レーザーは通常のレーザーほどの集光性はないが、発振波長のスペクトル幅が大変狭く、固体レーザーの吸収帯に合わせた波長を選ぶことにより効率よく励起することができる。 |
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| ※3 |
ランプ励起 |
| ランプ光(白色光)を用いて励起を行う方法で、LDが用いられる以前から使われていた方式。ランプでは非常に大きなエネルギーを放出することはできるが、励起光にはさまざまな波長の光が混ざり合っており、そのほとんどがレーザー結晶に吸収されず、熱としてロスになる。そのためレーザー発振効率は低く、熱による不安定性の原因にもなる。現在ではLDの性能も上がったため、徐々にランプ励起は衰退しているのが現状。 |
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| ※4 |
誘導放出断面積 |
| レーザー結晶を励起したとき、入射した励起光に比例して、エネルギー準位の上準位にあったレーザー結晶の原子が下準位に遷移することを誘導放出といい、このときレーザー光が放出されますが、上準位にある原子がどのくらい励起光を吸収するかを面積の単位で表したものを誘導放出断面積という。この値は、誘導放出の起こりやすさを表す指針となる。この値が大きいほど励起光の吸収量が大きく、レーザー性能がよいといわれています。誘導放出断面積は結晶の種類と添加したNd濃度により変わる。 |
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| ※5 |
育成雰囲気 |
| 結晶育成を行う炉の中に充填させる気体の条件。真空中で育成を行ったり、窒素や酸素を用いるなど、結晶の原料の特性により決まる。従来法(回転引き上げ法)でGdVO4結晶を育成する場合は、融点が約1800℃でイリジウムるつぼを使用するため、酸素の割合を数%程度に制御しなければならないが、FZ法では大気中で育成することが可能。 |