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(財)高輝度光科学研究センター(理事長 伊原義徳)放射光研究所の佐々木裕次副主幹研究員(大阪大学客員教授)と理化学研究所(理事長 小林俊一)播磨研究所の足立伸一先任研究員らの研究グループは、SPring−8の理化学研究所のビームラインBL44B2を用いて、世界で初めてDNA1分子内のブラウン運動を原子の百分の1の精度、つまり、ピコメートル精度で実時間計測することに成功しました。この成果により、生体分子最小単位である1分子、特に1分子内部の生きた姿を超高精度で捕らえることが初めて可能になり、生体分子の多様な機能の解析が促進されることが期待されます。なお、本研究成果は、12月10日発行の世界最高レベルの米国物理系レター誌「Physical
Review Letters」に発表されます。
本研究は、SPring−8内で進められている高度利用技術研究開発(COEプロジェクト)のテ−マとして推進されており、また、科学技術振興事業団個人研究推進事業さきがけ研究21“素過程と連携”領域においても研究されてきたものです。
(論文題名:Picometer-scale
Dynamical X-ray Imaging of Single DNA Molecules
Yuji C. Sasaki, Yasuaki Okumura, Shinichi Adachi,
Hitoshi Suda, Yoshio Taniguchi, Naoto Yagi,
Physical Review Letters, 10 Dec
2001.「ピコメ−タ−精度のDNA1分子X線動画」)
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