Press Release

  理化学研究所
平成13年 8月27日

マウスcDNAクローンの利用許諾開始について

プレス発表情報一覧




English

 

 理化学研究所(小林俊一理事長)は平成13年8月27日から、全長シーケンスを完了し、機能アノテーション(機能注釈)情報を付与した“マウス完全長cDNAクローン”の利用許諾を開始します。利用許諾にあたっては、理研ベンチャー※1である「株式会社ダナフォーム(林利藏社長)※2」を通じて行います。
 マウス完全長cDNAクローンは、理研横浜研究所のゲノム科学総合研究センター(和田昭允センター所長)が中心となり取得し、解析を行ったもので、今回、利用許諾の対象となるのは、理研ホームページ(
http://www.gsc.riken.go.jp/e/FANTOM/)に公開されている21,076cDNAクローンです。
 なお、利用方法、利用条件、利用料金などについては同日より、(株)ダナフォームのホームページ(
http://www.dnaform.co.jp)上で公開される予定です。

 

□利用許諾するマウス完全長cDNAクローン

   

 利用許諾するクローンは、マウス完全長cDNAライブラリより単離後、全長シーケンスを完了し、機能アノテーション※3を付与した21,076のcDNAクローンセットです。なお、個別クローンについては、本年11月を目途に提供を行う予定です。

□今後の予定

  

 当研究所では、今後も「マウス遺伝子エンサイクロペディア計画」の一環として、マウス完全長cDNAクローンの取得と、その全長シーケンスを進めるとともに、機能アノテーションを付与し、その研究成果を公開していきます。また、公開したクローンは、順次、希望者に利用許諾していく予定です。

 

 

※1「理研ベンチャー」

 当研究所では、今後も「マウス遺伝子エンサイクロペディア計画」の一環として、マウス完全長cDNAクローンの取得と、その全長シーケンスを進めるとともに、機能アノテーションを付与し、その研究成果を公開していきます。また、公開したクローンは、順次、希望者に利用許諾していく予定です。


※2「(株)ダナフォーム(東京都千代田区永田町、資本金:2,630万円)」

 (株)ダナフォームは、平成10年9月、理研の研究成果の技術移転を促進するために設立されました。当研究所は、同社に対して完全長cDNAクローンを作製する特許技術ならび    に当研究所の保有するマウス完全長cDNAクローンの利用の許諾契約を締結しています。
                     (問い合わせ先:FANTOM@dnaform.co.jp


※3「機能アノテーション」

 既知遺伝子との類似性情報、遺伝子産物であるタンパク質のモチーフ情報(2次構造あるいはそれらの組み合わせの構造情報)、染色体上の位置情報、「GENE ONTOLOGY CONSORTIUM(ショウジョウバエ、酵母、マウスの研究者らが集まって、遺伝子(gene)の定義について、Gene Ontologyという形で分類分けをする作業を行っている組織)」によって決められた遺伝子の属性分類など、cDNAとその遺伝子産物(タンパク質)の機能に関する情報を指します。

 

 

 


(問い合わせ先)    

理化学研究所

研究業務部  前川 治彦
TEL:048-467-9762 FAX:048-462-4609

(報道担当)

広報室     嶋田 庸嗣
TEL:048-467-9272 FAX:048-462-4715