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HUGO(Human Genome Organization,
ヒトゲノム国際機構)はヒトゲノムの全解読を目指す国際ヒトゲノム計画に携わっている研究者の国際組織です。HUGOは指導的立場にあるゲノム研究者らが1989年、このプロジェクトの国際協力を推進するために設立したもので、現在50カ国以上の1000人以上の会員で構成されています。会員の中には、DNA二重らせん構造を発見したJ.D.ワトソン、米国のゲノムプロジェクトの代表者フランシス・コリンズをはじめ、各国を代表するゲノム研究者がほとんど入っています。セレーラ社のクレイグ・ベンター氏も会員のひとりです。
HUGOはヒトゲノム研究者の世界で唯一の組織であり、ヒトゲノム計画を推進する各国、各機関、各研究者の連携を図る役割を果たしており、ヒトゲノムの地図作成のための各種の調査からヒトゲノム解析のかかえる倫理的社会的問題(ELSI)まで幅広い活動をしています。
またHUGOはアメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋(パシフィック)に地域オフィスを持ち、地域に合せた活動も進めています。例えば、HUGO
Pacificは2年に1度、地域の研究の推進を図るHUGO
Pacific Genome
Meetingを開催しています(次回は2002年10月タイにて開催)。
参考までに、初代会長はDr. Victor A
McKusick(Professor, Johns Hopkins Hospital,
USA)、現会長はDr. Lap-Chee
Tsui(Geneticist-in-Chief, The Hospital for Sick
Children, Canada)。
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