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1.構造ゲノム科学研究に関する共同研究の趣旨
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共同研究は、ポストゲノムに向けて、遺伝子産物であるタンパク質の機能を明らかにするとともに、そのタンパク質の活性中心などの構造情報に基づき、疾患に関係するタンパク質の機能を制御する低分子化合物を、コンピューターにより理論的に解明することを目的としています。さらに両者の技術を集結し、タンパク質の機能と構造から候補薬剤を論理的に探索することで、より選択的で有効な医薬品の効率的な開発につながることが期待されます。
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2.共同研究の概要
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1)
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当研究所では、GSC・タンパク質構造・機能研究グループが中心となり、ゲノム情報解析技術、遺伝子発現技術および遺伝子産物の高次機能決定技術により、両者で選択した疾患に関係する可能性のあるタンパク質候補とその高次構造情報を提供します。同グループでは、ポストゲノムの重要課題であるタンパク質の構造機能研究(Structural
Genomics研究)を国際的な枠組みで開始しており、この基礎研究から得られる成果の実用化を目指しています。
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2)
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持田製薬(株)は、インターフェロン、Fas/Fasリガンド※などで培ったバイオテクノロジー技術と、タンパク質の構造に基づくコンピューターを利用した創薬技術、すなわちStructure-based
Drug
Design(SBDD)により、医薬品候補物質のスクリーニングと最適化を担当します。
※「Fas/Fasリガンド」
アポトーシス(細胞死)を誘導する因子がいくつか知られており、Fas/Fasリガンドシステムはその一つ。Fas(Fas抗原)とFasリガンドはともに膜結合タンパク質で、FasリガンドがFasに結合することにより、細胞膜上にFasを発現している細胞にアポトーシスを誘導するシグナルが流れ、最終的には染色体や核、細胞の断片化をともなうアポトーシス現象が起こります。
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3)
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研究期間は5年間、両者が同意した場合には、契約を延長することができます。
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4)
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共同研究に必要な研究費は両者で負担します。
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5)
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共同研究実施中に得られた知的財産権は共有です。
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6)
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共同研究の成果は原則、公表しますが、その時期及び方法等については両者協議の上、決めるものとします。
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