理研は4月1日、東京大学の杉山雄一教授を招聘し、社会知創成事業 イノベーション推進センターに杉山特別研究室を開設しました。医薬品候補化合物の薬物動態、薬効、毒性を事前に予測する「統合的創薬支援システム」を確立することを目指します。これは、分子イメージング科学研究センター、理研オミックス基盤研究領域と協力して行われます。
具体的には、薬物動態、薬効、毒性について、①in vitro(試験管内)からin vivo(生体内)、②薬物間相互作用、③個人間変動、④病態時変動などを個別に予測できるシステムを開発し、それらを統合します。このシステムが実現すると、臨床試験前に医薬品候補化合物の薬効などを予測できるため、無駄な臨床試験の負担が軽減されるとともに、臨床試験後の開発もスムーズに実施できるようになります。
特別研究室は、傑出した研究者を招き企業などから受け入れる資金によって研究を推進する「特別研究室プログラム」を利用して開設されるもので、今回は大正製薬(株)、田辺三菱製薬(株)、杏林製薬(株)、(株)島津製作所など26社から資金提供を受けています。
杉山特別研究室 特別招聘研究員
杉山雄一(すぎやま ゆういち)
杉山雄一(すぎやま ゆういち)
① 生まれ年:1947年 ② 出生地: 高知県 ③ 最終学歴:東京大学大学院薬学系研究科修士課程 ④ 主な職歴:東京大学 ⑤ 信条: I am OK and you are OK ⑥ 趣味: ゴルフ(下手のヨコ好き)、野球観戦、ラップを聴き歌うこと


