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脳の設計図を解き明かす ひとつひとつの遺伝子から「ニューロインフォマティクス」へ BSI 分子神経形成研究チーム チームリーダー 古市貞一
2001年2月、ヒューマンゲノムに関する国際的な共同プロジェクトと、アメリカのベンチャー企業が相次いで、ヒトゲノムの塩基配列の概要を報告した。ゲノムには遺伝子があり、そこに私たちの身体を作る遺伝的な設計図が隠されているのだ。しかし配列がわかっただけでは、まだまだ私たちの身体のことがすべて解明されたわけではなさそうだ。 ● ● ● ● ● | |
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孤発性アルツハイマー病の原因解明に 大きく前進 分解酵素の低下がアミロイド蓄積を促進することを実証 (2001年5月25日、文部科学省においてプレスリリース) 当研究所は、ハーバード大学と共同で、全アルツハイマー病の9割以上を占める"孤発性(非遺伝性)アルツハイマー病"の原因解明に大きく貢献する成果を挙げた。理研脳科学総合研究センター神経蛋白制御研究チームの西道隆臣チームリーダーらの研究グループによる研究成果。本研究では、アルツハイマー病の原因物質であるβアミロイドを分解する酵素としてネプリライシンを同定し、遺伝子改変動物(ネプリライシンノックアウトマウス)を用いて、分解酵素の活性低下が脳内のβアミロイドレベルを上昇させることを実証した。これは、老化にともなって脳内の分解酵素活性が低下することによってβアミロイドが蓄積し、アルツハイマー病を引き起こす可能性があることを強く示唆するものである。 ● ● ●
● ※カスケード:アルツハイマー病は、アミロイド蓄積から始まり、 細胞内タンパクの蓄積や炎症反応、そして、神経細胞の 機能不全や変性といった複雑な経路を経て、 痴呆発症へいたると考えられる。 この経路全体をアルツハイマー病のカスケードと称す。 | ||||||||
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パーキンソン病を引き起こすメカニズムを解明 パーキンソン病克服に向けての新たな一歩 (2001年6月29日、文部科学省においてプレスリリース) 当研究所は、順天堂大学医学部と共同でパーキンソン病の病因解明に大きく貢献する成果をあげた。理研脳科学総合研究センター運動系神経変性研究チームの高橋良輔チームリーダー、今居 譲研究員、順天堂大学医学部脳神経内科の服部信孝講師、水野美邦教授らのグループによる成果。遺伝性パーキンソン病の多くは、「パーキン」と呼ばれるタンパク質を分解する酵素の欠損によって起こる。本研究では、パーキンによって分解が促進される細胞膜のタンパク質、パエル受容体を同定し、患者脳でパエル受容体が分解されずに蓄積していることを発見した。さらに、パエル受容体が過剰に蓄積すると神経細胞死を引き起こすことが判明した。これらの研究成果は同じドーパミン神経の変性を特徴とし、パーキンソン病の9割以上を占める"孤発性パーキンソン病"の病因解明・治療法開発にも寄与するものである。 ● ● ●
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環境に配慮した新しいタイプの 殺ダニ剤を開発 (2001年7月18日、文部科学省においてプレスリリース) 当研究所は、環境に配慮した新しいタイプの殺ダニ剤を開発した。微生物制御研究室の有本 裕先任研究員らによる研究成果。本研究で開発した殺ダニ剤は、食品添加物である「プロピレングリコール脂肪酸エステル」を高濃度で油滴化することでダニの気門をふさぎ、効果的に駆除できることが大きな特徴となっている。また、このような物理的メカニズムに基づく薬剤は、ダニに対する薬剤抵抗性が起こりにくく、持続して殺ダニ効果を得ることができる。本殺ダニ剤は、当研究所がライセンス許諾を行った東亞合成株式会社により製品化された。 ● ● ● ● ● | |
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詳細な3次元地殻構造モデルを目指して CHIKAKUモデリングシステムの開発
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● ● ※「地球シミュレータ」計画:地球環境問題の解決、自然災害に対する対策などへの貢献を 図るため、地球変動予測の実現を目指し、地球観測、地球変動 プロセス研究およびシミュレーションを三位一体として、 総合的、計画的に推進することを目的としています。 ※Pentium IIIはIntel Corporationの、Windows98/NT4.0/2000は米国Microsoft Corporation の、MATLABはThe Mathworks Inc.の 商標または登録商標です。 | ||||||
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物に親しむ 物がすべてを教えてくれる 日本初の女性化学者 黒田チカ 自然現象への探求心に性差はなく、現在、多くの女性研究者が理化学研究所で活躍している。しかし、戦前のわが国では、「女性は科学をする能力がない」と揶揄(やゆ)され、大学への進学もままならない時代があった。そのような厳しい環境の中、ひとりの女性科学者が花開いた。黒田チカ、天然色素の構造研究で女性として二人目の理学博士を取得、理研を拠点に研究を続けた日本初の女性化学者である。記念史料室に残されている史料などをもとに、チカの生い立ちをたどりながら、当時の女性科学者がおかれていた社会背景を振り返りたい(敬称略)。 ● ● ● ● ● ● ● | |
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榊プロジェクトディレクターがHUGOの | ||
ゲノム科学総合研究センターの榊 佳之プロジェクトディレクター(ゲノム構造情報研究グループ、東京大学教授)は、2002年4月からHUGOの次期会長に就任します。榊プロジェクトディレクターは、2001年4月19日に英国・エジンバラにて開催されたHUGO(ヒトゲノム国際機構)の定例会議「HGM(国際ヒトゲノム会議)2001」に際して行われた定例評議委員会において、次期会長(第7代会長)として指名され、内定していました。アジアからの指名は榊プロジェクトディレクターが初めてのことです。
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「第7回スピン化学国際会議」を開催 | ||
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「産学連携フェア2001」に出展 | ||
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理研で高校生が体験学習 | ||
青少年の科学技術への関心を高めるため、文部科学省(日本科学技術振興財団)主催の「サイエンスキャンプ2001」と、埼玉県が主催する「彩の国サイエンスアドベンチャー」が理研で開催されました。実習後の体験発表会では、参加者から「学校で特別授業があったが、ここに来てよかった」、「身近なオーディオ部品がどのようにできるか体験できて感動した」、「将来進むべき道の参考になった」などの感想が聞かれ、実体験の感動が伝わってきました。 [ 目次へ ] | ||
名古屋市・理化学研究所ジョイント講演会開催のお知らせ | ||||||||||||||
下記により第9回名古屋市・理化学研究所ジョイント講演会を開催します。
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理化学研究所里庄セミナーを開催 | ||
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![]() 名前、されど名前(その真相は!) |
国際協力室●キャサリン・フランセス |
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