お知らせ 独立行政法人 理化学研究所
中国「四川大地震被災大学院生」を理研で研究実習生として受入
- 四川大学、西南交通大学、中国科学院の大学院生11名が3カ月間研究実習 -
平成20年12月26日
 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、2008年5月12日に中国・四川省で発生した大地震(四川大地震)の被害関係者に対して、理研へ関係大学院生(理系)を約3カ月間、研究実習生として受入れることを提案してきました。受け入れが決定した11名の関係大学院生を、2009年1月7日に迎えることとなり、16時から和光研究所にて、受入歓迎式典を行います。11名の関係大学院生は、基幹研究所で6名、同仁科加速器研究センターで3名、植物科学研究センターで2名が、1月7日から3月27日までの間、専門分野の研究者から研究実習を受けます。


1. 経緯
 2008年5月12日に、中国・四川省で発生した大地震は、8万人を超える犠牲者を出し、周辺地域に多大な被害を与えました。理研は、中国科学院やその傘下の研究所、あるいは中国蘭州生物製品研究所などの研究機関や、北京大学、上海交通大学などの大学との間で長年の研究協力関係があることから、地震後直ちに、中国・科学技術部(省)・万 鋼(ワン・ガン)大臣、中国科学院・路 甬祥(ル・ヨンシアン)院長宛てにお見舞いの書簡を発出するとともに、理研に在籍する中国人研究者らが中心となって義援金活動を行い、在東京中国大使館に義援金の贈呈も行いました。
 理研は、研究開発を推進する機関として、被災者の所属する大学や研究機関に対して、お見舞いを述べるだけでなく、被災者への適切な支援を行うために、地震被災者(関係大学院生)を理研に招き、研究活動継続の機会を提供することとしました。四川省からの学生受入という支援は、既に、米国、香港の大学など海外でも進められています。
 理研は、中国事務所準備室を通じて、2008年8月に中国科学技術部、教育部(省)、および中国科学院国際合作局と協議し、さらに9月中旬に被災現地(四川省・成都)の四川大学および西南交通大学を訪問して、地震被災関係大学院生の受入れ提案を行ってきました。この結果、10月中旬に四川大学、西南交通大および中国科学院から希望する候補者があり、11月中旬に11名(四川大学3名、西南交通大3名、中国科学院5名)の受入研究室が決定しました。具体的には、和光研究所の基幹研究所で6名、同仁科加速器研究センターで3名、横浜研究所の植物科学研究センターで2名を受け入れることとしました。
 その後、中国側での派遣手続きが完了し、2009年1月7日(水)に11名の大学院生を迎えることとなりました。3月27日まで約3カ月間、11名の大学院生は、研究実習をそれぞれの研究所で行います。理研は、関係大学院生に、構内・外住宅の提供と旅費・滞在費の支給を行います。大学院生の受け入れを記念して、1月7日(水)に、理研和光研究所で受入歓迎式典を開催します。


2. 中国・四川大地震被災大学院生の理研受入歓迎式典開催について
開催日時:2009年1月7日(水)16時〜17時
開催場所:理研 和光研究所 事務棟2階役員大会議室
式次第概要(予定):

16:00〜16:05理研 野依 良治理事長 歓迎挨拶
16:05〜16:10中国大使館 阮 湘平 参事官 来賓挨拶
16:10〜16:25中国大学院生11名自己紹介
16:25〜16:30理研 受入研究室指導者紹介
16:30〜17:00理研 概要説明
17:10〜19:00歓迎懇親会(広沢クラブ会議室)


(問い合わせ先)

独立行政法人理化学研究所 永島・伊藤
総務部グローバルリレーション推進室

Tel: 048-467-9260 / Fax: 048-462-4713

(報道担当)

独立行政法人理化学研究所 広報室

Tel: 048-467-9272 / Fax: 048-462-4715
Mail: koho@riken.jp



歓迎式典集合写真



歓迎式典の様子
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