お知らせ 独立行政法人 理化学研究所
「次世代スーパーコンピューティング・シンポジウム2008」開催
- 次代を担う世界水準の人材育成に向けて、さまざまな角度から個別に論議 -
平成20年8月21日
 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、文部科学省、大学共同利用機関法人分子科学研究所(中村宏樹所長)と共催で、「次世代スーパーコンピューティング・シンポジウム2008」を、9月16日(火)〜17日(水)にMY PLAZAホールおよびMY PLAZA会議室(東京都千代田区丸の内)で開催します。このシンポジウムは、2006年度から文部科学省が推進する「最先端・高性能汎用スーパーコンピュータの開発利用」プロジェクト※1で開発中の「次世代スーパーコンピュータ」を、最大限に利活用するために何をなすべきかを議論する場で、3回目の開催となります。
 今回は、人材の需要側(産業界)と供給側(大学など)による議論、計算機科学(システム)側と計算科学(アプリケーション)側による議論、そして「生命体統合シミュレーション」、「ナノ統合シミュレーション」、「素粒子・原子核・天文宇宙」の各テーマの分科会を行います。これらの分科会を通じて、今後、急速な発展が見込まれるスーパーコンピューティング技術を支え、その利用可能性を拓く「次代を担う人材の育成」に焦点を当てて、さまざまな角度から議論を深め、全体討議にて提言を取りまとめます。
 また、昨年に引き続き、学生、若手研究者、若手技術者の研究活動を奨励する目的で、ポスターセッションを実施します。
 同シンポジウムは、2006年9月19〜20日に1回目のシンポジウムを開催し、ライフサイエンス、工学、ナノ・材料、環境・防災、利用環境、物理・天文などの各分野の第一人者が、それぞれの研究において次世代スーパーコンピュータを活用するための課題などを報告し、参加者からの意見もふまえ、今後、次世代スーパーコンピュータを最大限に利活用するための提言を取りまとめました。(2006年度提言
 第2回は、2007年10月3〜4日に開催し、次世代スーパーコンピュータの利用に向けて関係者がとるべき具体的な行動に踏み込んだ方向性を示す提言を取りまとめました。(2007年度提言
 今回のシンポジウムの詳細は、Webページに掲載しています。


1. シンポジウム概要
タイトル 次世代スーパーコンピューティング・シンポジウム2008
〜次代を担う世界水準の人材育成に向けて〜
独立行政法人理化学研究所
文部科学省、大学共同利用機関法人分子科学研究所
開催日時 2008年9月16日(火)午前9時30分〜午後6時
17日(水)午前10時〜午後5時
MY PLAZAホール及びMY PLAZA会議室
(〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-1-1)


プログラム概要:

【9月16日】
10:10〜10:30 政策講演(MY PLAZAホール)
倉持 隆雄 文部科学省大臣官房審議官(研究振興局担当)
スーパーコンピュータ整備推進本部長 
10:45〜11:40 基調講演(MY PLAZAホール)
平尾 公彦 東京大学 副学長
「次世代スーパーコンピュータと人材育成」
ポスターセッション:ホワイエにて学生、若手研究者・技術者対象のポスターセッションを実施
14:30〜18:00 分科会A(MY PLAZAホール)
「次世代の産業界をリードする人材の育成を目指して」
モデレータ:加藤 千幸(東京大学生産技術研究所副所長・教授)
14:30〜18:00 分科会B(MY PLAZA会議室6・7)
「計算機科学と計算科学の学際融合−その意義と人材育成を考える−」
モデレータ:宇川 彰(筑波大学教授・学長特別補佐 計算科学研究センター)

【9月17日】
10:00〜12:00 分科会C(生命体統合シミュレーション)
(MY PLAZA会議室6・7)
「来たれ 若人」
モデレータ:中村 春木(大阪大学 蛋白質研究所附属プロテオミクス総合研究センター長・教授)
10:00〜12:00 分科会D(ナノ統合シミュレーション)
(MY PLAZAホール)
「計算科学者、計算機科学者、実験研究者および産業の接点と人材育成
−ナノ統合ソフトについて−」
モデレータ:平田 文男(分子科学研究所 教授)
10:00〜12:00 分科会E(素粒子・原子核・天文宇宙)
(MY PLAZA会議室8・9)
「次世代スパコンで物質と宇宙の進化を探る」
モデレータ:青木 慎也(筑波大学 大学院数理物質科学研究科 教授)
13:30〜16:00 全体討議
(MY PLAZAホール)
「次代を担う世界水準の人材育成に向けて」
座長:土居 範久(中央大学 理工学部 教授)


2. 参加申込方法
申込方法 Webページから事前申込。
申込締切 9月11日(木)午後1時まで。
(先着順で、定員になり次第、締め切ります。ホール定員は350名程度、会議室定員は70名および100名程度。)
参加費 無料

報道関係者には別途、席をご用意します。取材のご希望は、事前に以下の問い合わせ先までご連絡ください。


(問い合わせ先)

独立行政法人理化学研究所
次世代スーパーコンピュータ開発実施本部
企画調整グループ 企画調整チーム
川井 和彦、内田 紀子

Tel: 048-467-9267 / Fax: 03-3216-1883
Mail: 問い合わせ先

(報道担当)

独立行政法人理化学研究所 広報室

Tel: 048-467-9272 / Fax: 048-462-4715
Mail: koho@riken.jp


<補足説明>
※1 「最先端・高性能汎用スーパーコンピュータの開発利用」プロジェクト
世界最先端・最高性能の「次世代スーパーコンピュータ」の開発・整備および利用技術の開発・普及を目的とするプロジェクト。理論、実験と並び、現代の科学技術の方法として確固たる地位を築きつつあるスーパーコンピューティングをさらに発展させるため、長期的な国家戦略を持って取り組むべき重要技術(国家基幹技術)である「次世代スーパーコンピュータ」を、2010年度の稼動、2012年の完成を目指して開発していく。我が国が科学技術・学術研究、産業、医・薬など広範な分野で世界をリードし続けるために、
1世界最先端・最高性能の「次世代スーパーコンピュータ(注)」の開発・整備
(注)10ペタFLOPS級(1秒間に10ペタ[1016]=1京回の計算を行う)
2スーパーコンピュータを最大限活用するためのソフトウエアの開発・普及
3開発する次世代スーパーコンピュータを中核とする世界最高水準のスーパーコンピューティング研究教育の拠点の形成
を文部科学省のイニシアティブにより、開発主体である理化学研究所を中心に、産学官の密接な連携のもと、一体的に推進している。

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