お知らせ 独立行政法人 理化学研究所
若手研究者が自らの研究成果を前に自由な意見交換
- 理研・基礎科学特別研究員(2003年採用)研究成果発表会参加のお知らせ -
平成18年2月7日
 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、30歳前後の若手研究者の創造性を育み、自らの力で研究を切り拓いていく場を提供していますが、この研究の場で育った若手研究者「基礎科学特別研究員」の卒業発表会ともいえる「基礎科学特別研究員研究成果発表会」を2月10日午後2時から和光本所で開催します。
 基礎科学特別研究員制度は、1989年に科学技術庁が理研に創設したのが始まりで、その後、政府のポストドクター1万人支援計画を支える重要な役割を果たしてきました。これまで852人の若手研究者の自立促進に貢献しています。自立した研究者は、約3割が大学、5割が理研を含む研究機関、1割が外国の研究機関で活躍、科学技術の発展に大きく貢献する力となっています。
 理研は、物理、化学をはじめ生物科学、医科学、工学という幅広い総合理化学の研究所として89年の歴史を有し、研究者の育成、研究ノウハウの蓄積に努めてきました。研究成果発表会は、こうした理研の研究環境で腕を磨いた若手研究者が、集大成として自ら研究成果を参加者一人一人にこたえるイベントです。今回は物理学27人、化学13人、生物科学15人、医科学11人、工学7人の73人の若手研究者が独創的な研究成果を発表します。
 1992年より開催している所内向けの発表会ですが、新たな研究の芽を発掘する場であるため、このたび、記者の皆様のご参加を呼びかけることにいたしました。多数のご参加をお待ちしております。


2003年度採用 基礎科学特別研究員 研究成果発表会
日 時 2006年2月10日(金) 14:00〜15:30
場 所 和光本所 統合支援施設 2階 大会議室
形 式 ポスターセッション
発表者と課題 別紙参照
問合せ先 基礎基盤・フロンティア研究推進部
研究業務課 倉林
TEL:048-467-9286 FAX:048-463-3687
(取材申し込みは、理研広報室報道担当 電話048-467-9279 または、koho@riken.jp までお願いします。)


基礎科学特別研究員制度について ※
<設立の経緯>
 今後の科学技術を飛躍的に発展させ、わが国が豊かな社会を築き国際社会に貢献していくためには、創造性豊かな科学技術の発展が不可欠となっています。このような状況を踏まえ1989年(平成元年)度の新たな施策として、科学技術庁(現 文部科学省)と理化学研究所が連携して独創的・基礎的研究を推進する基礎科学特別研究員制度を創設しました。その後の定員の拡充等制度の充実に伴い、本制度の運用は1995年(平成7年)度より理研に全面移管されています。

<制度の内容>
 本制度は、独創性に富む優れた若手研究者に自主的に研究できる場を与え、その独創性を十分に発現させることにより基礎科学発展の担い手として活躍してもらう制度です。研究分野は、物理学、化学、生物化学、医科学、工学の学際的分野を含む科学技術分野で、理研で実施可能な研究です。
 対象者は自然科学の博士号取得者(見込みを含む)又はこれと同等の研究能力を有すると認められるもので、自らの研究計画に基づいて、研究を主体的に遂行する意志のある者です。毎年、公募により募集を行い、所内研究者と外部有識者で構成される委員会で審査(書類審査、面接審査)・選考を行っています。契約期間は1年ですが、毎年度所定の評価を経て最長3年間を限度として契約を更新することができます。
 2005年(平成17年)度は、延べ206名の基礎科学特別研究員を受け入れました。


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