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2009年11月12日(木)

PCクラスタで国内最速、新スーパーコンピュータ「RICC」のビデオ公開!

スーパーコンピュータ「RICC」を紹介するビデオ『RICC(RIKEN INTEGRATED CLUSTER OF CLUSTERS) 研究者にとって最良のパートナーを目指して』(17分)を公開しました!RICCの概要を紹介するとともに、コンピュータと科学がお互いに密接に関わり合いながら、未来に向かって進歩していくことを研究者自身からのメッセージも交えわかりやすく紹介しています。ぜひご覧ください!
http://www.riken.jp/r-navi/video/research.html

【RICCとは……】

超並列PCクラスタ
RICCは、2004年に導入した「RSCC(Riken Super Combined Cluster)」を発展させたもので、演算性能はRSCCの8.5倍に向上し、97.94TFLOPS(テラフロップス)(1テラ=10の12乗、毎秒1兆回の浮動小数点演算)、実効性能92.36%を達成、2009年10月1日から本稼動しました。
RICCは、物理学、化学、工学、生物学、医科学といった理研の幅広い分野の研究者からの多様なニーズに対応できるように設計されています。数千並列規模のジョブを実行可能な「超並列PCクラスタ(写真)」、アクセラレータを搭載したPCクラスタ、理研が分子動力学シミュレーション専用に開発したMDGRAPE(エムディグレープ)-3を搭載したクラスタ、大容量共有メモリ型の計算機の四つの計算機を接続し、利用者はそれらを共通のインターフェースで一つの計算機であるかのように利用できます。

理研が2012年の完成に向けて計画を進めている次世代スーパーコンピュータ用のアプリケーション開発もRICCで行います。そのため、大規模並列ジョブの投入を想定した高機能スケジューラを独自に開発し、数千並列規模の計算を常時投入することができます。

また、RICCで採用した100機の「GPU(Graphics Processing Unit)アクセラレータ」の利用拡大のために、GUI(Graphical User Interface)を用いたプログラミング環境を開発。これにより、プログラミングの知識が必要で利用者が限定される傾向にあったアクセラレータの課題を克服します。さらに、あらゆる場面でRICCを利用できるようにするため、Webや携帯電話からの操作やジョブ監視も可能となっています。今後は、利用者の教育、プログラムのチューニングなどを進めます。

※アクセラレータ:コンピュータの処理能力を高めるために、追加して利用するハードウェアやソフトウェアの総称。

★プレスリリース(2009年8月7日)は
こちらをご覧ください。

情報基盤センター 和光チーム 澤 扶美