理化学研究所(野依良治理事長)は、欧州植物科学機構(EPSO; European Plant Science Organisation)※1が2011年秋に提唱したFascination of Plants Day(国際植物の日―世界のみんなで植物のたいせつさを考える日―)の趣旨に賛同、イベントの開催や国内コーディネート業務に協力します。
EPSO は、植物の重要性や植物科学の面白さをより多くの人々とともに見直す「国際植物の日」を、2012年は5月18日(金)に定めました。”Just spreading the word(ただ言葉を広めるだけ)”をポリシーとした活動のもと、この主旨に賛同する英国やポルトガルなど世界39カ国(欧州外から10か国。アジア・オセアニアでは、日本、中国、インド、オーストラリア、ニュージーランド)、500を超える参加機関・団体が、植物科学の面白さや植物の大切さを伝えるため、講演、施設公開、実験教室、自然観察、サイエンスカフェなどのイベントを開催します。
日本では、国際植物の日に植物に関連する10の学会が協賛し、17以上のイベントや小中高13校と大学との連携活動が行われる予定です(別紙はこちら)。理研は5月18日の国際観光デザインフォーラム「デザインがつなぐ植物と生活」(神奈川県鎌倉市 長谷寺)に講師派遣いたします。また、5月19~20日に開催される「シロイヌナズナを観察しよう!」(名古屋市科学館)にも協力いたします。6月22日には理研サイエンスセミナー「いのちの色の理由」を開催いたします。
植物科学は、農業、園芸、林業、紙、繊維、化学物質、エネルギー、医薬品と、さまざまな分野に関わりがあります。植物はあらゆる生物に適した環境を提供するためにも欠かせません。理研はこの活動を通して、世界中の人たちと一緒に植物の大切さを見直し、植物科学の重要性をアピールしていきます。