准主任研究員制度の概要
制度趣旨
理化学研究所(以下、研究所)の研究運営に参加する主任研究員は、従来の研究分野や組織の枠にとらわれることなく新しい研究分野や課題を開拓する秀でた能力を有し、卓越した研究成果を挙げることが期待される。
研究所はそのような人材を広く世界に求めると同時に、若手研究者に独立して研究を推進する機会を提供し、次世代の科学技術分野を創成させるため、准主任研究員制を発足させた。准主任研究員は、長期的視野を持ち、萌芽的かつ独創的研究を推進し、次世代の科学技術分野の国際的なリーダーシップを担う若手研究者である。
研究分野
問わない。ただし、理化学研究所において飛躍的な発展が望めること。
資格
長期的視野を持って、次世代の科学技術分野を構築できる若手(博士取得後10年未満程度)の自律的研究者で、研究室を主宰する十分な能力と実績をもつ方。国籍は問わない。
組織上の位置づけ
主任研究員と同様に、独立した研究室の主催者として位置づける。
研究実施場所
勤務地は、研究実施上の適性、センター長等との調整によって決定する。
研究室名
名前+研究内容+研究室(主任研究員研究室名と同様)
英名
Associate Chief Scientist
権限と責任
- 任期制研究員の人事推薦、基礎科学特別研究員/大学院生リサーチ・アソシエイトの受け入れ、物品購入、研究資金申請、研究スペース申請等の権限
- 室員の服務管理、予算執行管理、物品使用管理等の責任
- 定年制研究者の人事推薦権はない。(既存の定年制研究者が移籍により室員となることは可)
研究資金
- 研究室立ち上げから最初の5年間で総額1億円を支給する。
- 理研予算による研究プロジェクト等の申請可。
評価
- 5年ごとに、「研究業績レビュー」を実施。
- 准主任研究員が昇格審査的に主任研究員に登用されることはない。(所外公募された主任研究員ポストへの応募に基づき、選考審議を経て採用される)
研究室の解散
- 退任時には研究室は解散する。
- 室員には転出・移籍が求められ、准主任研究員はそのスムーズな履行に対する責務を有する。
格付け
6等級
待遇(給与形態)
年俸制
勤務形態
常勤(理研を本務とする)。
任期
60歳定年。
アドバイザー
独立性を阻害しない範囲で、研究室運営等に関し、助言・支援するためのアドバイザーを科学者会議議員等の中から選任する。